2009年9月10日木曜日

わが青春の映画たち 2

初めて行った名画座は、池袋の文芸坐だったと思う。一旦閉まる前の(今は復活した)旧文芸坐である。何を見たかは良く憶えていない。どんな感想を抱いたかの断片も残っていない。ただ、理由のわからない満足感だけはあった。

名画座通いと併行して始めたのが、レンタルビデオ屋で(DVDはまだなかった)、映画を借りて、観ることだった。そんななかで、印象に残っている作品は、『竜二』、『桜の園』、『BU・SU』である。

その頃は、まだTUTAYAなどなく、小っちゃいビデオ屋が、近所に2~3軒あるだけだった。そこで何時間もいて、色々知識を得る事に、熱中した。一番よく行ったビデオ屋は、今は、ドコモショップになっている。これも、時の流れだ。

 正直に言えば、半分以上は、アダルトビデオを借りるためだった。といっても、18歳未満なので、正式なヤツは借りられず、『エマニエル婦人』とか、韓国の成人映画とかの、「エロ映画」を平静を装いながら、レジに持っていっていた。

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